オペラ座の怪人

僕はYouTubeって今までそれほど関心がなかったのです。でも過去の映像が沢山集積されている訳ですから、使いようによっては面白いかなと思って、僕のお気に入りのミュージカル「The Phantom of the Opera」で検索してみました。 「The Phantom of the Opera」はご存知のとおりAndrew Lloyd Webberによる最も成功したロンドンミュージカルで、初演は1986年、オリジナルキャストはSarah BrightmanとMicheal Crawfordです。

検索すると関連のビデオが沢山でてきましたが、その中で舞台のプロモーションビデオらしきものがありました。でもこれがとても不思議な代物なのです。なぜって、ヒロインのクリスティーン役はとっても若いけど間違いなくSarah Brightmanなのですが、ファントム役がMicheal CrawfordではなくSteve Harleyというシンガーなのです。また、ファントムのマスクがこのミュージカルの象徴ともなったあの白いマスクではなく、青銅のマスクなのです。

変だなと思って調べてみると、どうやらファントム役の候補のひとりだったSteve Harleyでプロモーションビデオが作られた後、最終的にその役は声域の広さを買われてMicheal Crawfordに決まったらしいのです。

YouTubeをさらにSarah Brightmanで検索すると、彼女とMicheal Crawfordによるビデオもありました。このふたつのビデオを比較すると、Steve Harleyのファントムは決して悪くないけど、確かにMicheal Crawfordの方がその高い声からも白いマスクからも不気味なファントムを演出していました。

Sarah Brightmanのショーのビデオは結構ありましたが、最近は歌い方もますますオペラティックになって、名声とともにかなり貫禄が出てきたなという感じです。でも僕にとっては、Steve Harleyと幻の共演をした有名になる直前の初々しいSarah Brightmanの映像が最も印象的なものです。(ファンには必見だと思う)

ちなみに僕はAndrew Lloyd WebberのPhantomを(ロンドンではなく)ブロードウエイで観たのですが、それがあまりに素晴らしかったので、後に日本で公演が行われた別バージョン(Ken Hill版)のPhantom of the Operaも観てます。こちらはWebber版よりクラシカルな演出でしたが、やはりWebber版の方が良かったな。

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