アート

奇想の江戸挿絵

辻惟雄の「奇想の江戸挿絵」(集英社新書)ずっと予約待ちだったのですが、やっと借りることが出来ました。黄表紙から合巻、読本へと続く江戸後期の挿絵について、その魅力を解説したものです。この種の本で重要なのはやっぱり図版ですが、辻はやはり心得たも...
山の写真

鹿岳

ついに登山グループに正式に入会し、7月12日に群馬県の鹿岳に登ってきました。群馬の山って、妙義山に代表されるように、山の形が変化に富んでいるので、低くても結構面白いです。今回の鹿岳(かなだけ)も鎖場あり、ロープ場あり、階段ありのコースでとて...
読書

宇宙消失

グレッグ・イーガンの「宇宙消失」(創元SF文庫:1992年)久しぶりに本格的なSFを読みました。グレッグ・イーガンという人は人間の記憶や意識をナノマシンなどのテクノロジーであやつる、というスタイルが得意らしいです。この本では、そのような人の...
日常の写真

アメリカのジャポニズム

児玉実英の「アメリカのジャポニズム」(中公新書)ジャポニズムは19世紀の中ごろに欧州を各国を文字通り席巻し、アメリカもその例外ではなかったのですが、それについて語られることはほとんどありません。児玉実英の「アメリカのジャポニズム」は、アメリ...
アート

岩佐又兵衛

辻信雄の「岩佐又兵衛 - 浮世絵をつくった男の謎」(文春新書)岩佐又兵衛が浮世絵をつくった男であるかどうかは、絵画にかかわる分類学上の問題なので、僕にとっては大した問題ではないです。でも又兵衛が浮世絵の先駆的な絵師であることはこの本を読んで...
歴史

縄文の思考

小林達雄の「縄文の思考」 (ちくま新書)小林達雄が最初の方で、日本考古学会を揺るがした「発掘捏造事件」への反省を行っています。これは科学的根拠のほとんどない無茶苦茶な発掘調査報告を放置してきた学者のひとりとして当然の姿です。再三指摘している...