artjapan

技術

仮想化社会の現実

今日、新聞に興味深い記事が出てました。 埼玉県の小学校で、教諭がテスト用紙を配って、一番上に自分の名前を書くように言ったところ、書かない子供が何人かいる。ネットの仮想的な環境に慣れすぎたため、感覚が極度の視覚依存となり、聞いているのに意味を...
読書

がばいばあちゃん

最近読んだ本: ①佐賀のがばいばあちゃん/島田 洋七(徳間文庫) ②がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい/島田 洋七(徳間文庫) ③私の戦争論/吉本隆明(ぶんか社) ①と②はすでにメディアでおなじみですが、文句なしに楽しく、元気が出る本でし...
アート

浮世絵 一竿百趣

今ぱらぱらと眺めている本: ・浮世絵 一竿百趣 一竿百趣は、釣りに関する浮世絵のコレクションを有する金森直治が、月刊「つり人」に連載した彼の浮世絵と解説を本にしたものです。 釣りがどこかに出てくる浮世絵ということで、粋なおねえさんが深川、築...
歴史

法隆寺の謎を解く

最近読んだ本: ・「法隆寺の謎を解く」/竹澤秀一(ちくま新書) ・「図説 遠野物語の世界」/石井 正己(河出書房新社) 「法隆寺の謎を解く」は、法隆寺を建築学的な観点と、仏教の源流としてのインドの影響の観点から読み解く試みです。また、僕がそ...
歴史

江戸百夢

最近読んだ本: ・「江戸百夢」/田中優子(朝日新聞社) 僕はずっと前に買った田中優子の「江戸の想像力」で日本の近世のネットワークと複層的なメディアが作り上げた魅力的な世界を知ることになりました。その本の最後にはこのような言葉があります。 こ...
読書

ディック・フランシスの「勝利」

ディック・フランシスの勝利 最近読んだ本: ・「勝利」/ディック・フランシス(ハヤカワ文庫) ・「日本美術の二十世紀」/山下裕二(晶文社) ディック・フランシスを久しぶりに読みました。2001年に単行本化された「勝利」で、最近文庫化されたも...