2007-04

日常の写真

英国人写真家の見た明治日本

ずっと紹介しようと思ってた本のことを今回書きます。イザベラ・バードやラフカディオ・ハーンと同様、明治の日本を愛し旅したハーバート・G・ポンディングの「英国人写真家の見た明治日本」です。 ポンディングはスコット大佐の南極探検に同行した米国の写...
技術

エタノールの仮面

先週末に図書館に行き損ねたので、今週は主にipodを聞いてます。 先週、落語の本を読んだので、「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」なる若手落語家の噺を収録したpodcastの番組を聞きました。一本の時間が30分近いので、普段は中々聞くことがないのだ...
歴史

落語に見る江戸の「悪」文化

最近読んだ本: 「妖怪文化入門」/小松和彦(せりか書房) 「落語に見る江戸の「悪」文化」/旅の文化研究所編(河出書房新社) 「妖怪文化入門」は、憑き物の研究で有名な小松和彦が日本の妖怪研究の現状をまとめたものです。 河童、天狗、鬼など、おな...
技術

仮想化社会の現実

今日、新聞に興味深い記事が出てました。 埼玉県の小学校で、教諭がテスト用紙を配って、一番上に自分の名前を書くように言ったところ、書かない子供が何人かいる。ネットの仮想的な環境に慣れすぎたため、感覚が極度の視覚依存となり、聞いているのに意味を...
読書

がばいばあちゃん

最近読んだ本: ①佐賀のがばいばあちゃん/島田 洋七(徳間文庫) ②がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい/島田 洋七(徳間文庫) ③私の戦争論/吉本隆明(ぶんか社) ①と②はすでにメディアでおなじみですが、文句なしに楽しく、元気が出る本でし...
アート

浮世絵 一竿百趣

今ぱらぱらと眺めている本: ・浮世絵 一竿百趣 一竿百趣は、釣りに関する浮世絵のコレクションを有する金森直治が、月刊「つり人」に連載した彼の浮世絵と解説を本にしたものです。 釣りがどこかに出てくる浮世絵ということで、粋なおねえさんが深川、築...