2007-12

歴史

大江戸歌舞伎はこんなもの

橋本治の「大江戸歌舞伎はこんなもの」(ちくま文庫)を読みました。 橋本は歌舞伎の定式=ルールの解説から始めるのですが、これが絶妙にうまい。例えば、なぜ舞台の間口は三間となっているのか、実際はどれだけの長さなのか、出し物によって舞台の高さが決...
アート

古寺巡礼

「イタリア古寺巡礼」を読んだら結構面白かったので、その原点である著作、和辻哲郎が奈良付近の古寺を巡ったときの印象を記した「古寺巡礼」を読みました。 大正7年ですから、ほぼ90年前の旅行記になります。和辻は後に、風土に着目した独自の視点から西...