絵本

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きょだいな きょだいな

こどもは巨大なものが好きだ。思えば娘も小さかった時は恐竜が大好きだった。その後娘の興味はお魚になったり虫になったりと、いろいろ変遷したが今はiphone一色・・・。 子供はからだを存分に動かすことも大好きだ。飛んだり跳ねたり転んだり、そして...
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いるの いないの

京極夏彦原作による怪談絵本。おばあちゃんの古い家、高い天井、暗い空間、そして・・・ということだが、確かに子供は怖いだろう。 ちなみに僕が子供の頃に一番怖かった話は、怪談ではない。不思議な話を集めた本のひとつのエピソードだ。アフリカかどこかの...
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まほうつかいとねこ

まほつかいとねこは、せな けいこの絵本。 絵本の世界ではだいたい何かの位相のずれが起こる。悪魔は良心の呵責に苦しむし、魔法使いはといえば、寒さで震える猫を助けてあげる。せな けいこが描くこの猫は、通常の魔力のある黒猫と違って、失敗ばかりで魔...
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スズキコージとKveta Pacovska

子供にとって世界とは未知であり、果てしないものであり、不可思議なものだ。そこには規律や組織がなんかあるらしいが、漠然としてる。その秘密を求めて男の子は子供部屋から未知の世界の冒険に乗り出す。「ブラッキンダー」はまさしくそうした物語だ。 スズ...
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悪魔のりんご

山用androidアプリAlpineQuestの続きを書こうとしているが、中々時間がない。そんな間にも絵本は読んでいたりする。 宇野亜喜良の描く少女は、少女というのでも女性というのでもなく、その中間と言うより、その両方の存在だ。少女を食べよ...
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としょかんねずみ

いかにもアメリカの絵本。「ペツェッティーノ」のようなアートとしての要素は皆無だが、こどもが楽しく読める本だ。もし日本で作られていたら、もっとねずみは可愛いらしいか、あるいは逆にアバンギャルドになっただろう。 絵本にもやはりお国柄がある。