絵本

絵本

ぼくのかえりみち

学校帰りに見つけた道の白い線。外れないように注意して家まで歩く。これって、きっと誰もが経験する遊び、いや冒険だろう。 この絵本、主人公の子が学校から家にたどり着くまでを描いているのだが、描かれた全てが子供だけに見える世界だ。行く手には犬が寝...
アート

江戸のあかり

一ノ関 圭のファンで「夢の江戸歌舞伎」を持っている友人(驚いた)が教えてくれたのだが、一ノ関 圭は芸大出身の漫画家ということらしい。週末、赤レンガ図書館で一ノ関 圭の漫画を探してみたのだが、残念ながら見つからなかった。でも女房が別の図書館か...
絵本

カクレンボ・ジャクソン

この絵本は目立つのが嫌いなシャイな女の子が、なぜか呼ばれてしまった王様の舞踏会のため、目立たないような着物を自分で作るのだが、それがかえって評判になり、人気の仕立て屋さんになるというお話。カクレンボ・ジャクソンという題名は、主人公のジャクソ...
アート

夢の江戸歌舞伎

これは素晴らしい本だ。 何より絵が惹きつける。歌舞伎の舞台、初日の模様、稽古や背景の作成などの舞台裏の様子、大道具や奈落にいたる裏方の作業、多くの人が協力して舞台を作り上げていく様子が活写されている。 とにかくたくさんの人や道具が描かれてい...
絵本

オオカミのおうさま

これはコメディー系の絵本。絵も楽しいが、オオカミ版「日本一の無責任男」、いや「日本一の無責任オオカミ」といったストーリーも笑える。 オオカミといえば、僕の子供の時に一番お気に入りのアニメ番組が「狼少年ケン」だった。なぜか狼の一族の中で普通に...
歴史

安野光雅展

今日は板橋区美術館で開催中の安野光雅展に足を運んだ。 安野光雅の絵本作家、ポスター作家、画家としての各作品を時代ごとに巡る構成で、ほとんど回顧展といっても良いような本格的な展示だった。安野の名前を世界的に知らしめた「ふしぎな絵」の原画から始...