博物学

読書

民族学者の発想

梅棹忠夫の「民族学者の発想」(平凡社) この本は民族学者である梅棹忠夫が、自身が当時(1990年代前半)館長を務めていた国立民族学博物館の教官たちと対談し、民族学の諸課題について様々な切り口で議論したものを本にしたものです。国立民族学博物館...
読書

呪の思想

白川静、梅原猛の「呪の思想 対談」(平凡社) 白川静と梅原猛。この現代日本を代表する二人の碩学が、古代中国を語ったものです。中国の古代史については、全く興味がなかったのですが、やはりこのふたりが語る中国はめっぽう面白く、ちょっと興味が沸いて...
博物学

花の香り

ポッドキャスト番組「60 Second Science」で、香りに関する興味深いトピックがありました。 最近の研究で分ったことなのですが、近年花の香りの伝達距離が短くなってきているという。なぜかというと、空気中の汚染物質の影響で、香りの成分...
読書

銃・病原菌・鉄

「1万3000年にわたる人類史の謎」と副題されたジャレド・ダイアモンドによる表題の本、上下巻ですが、予定通りGW中に読み終わりました。 ダイアモンドはこの大作を、彼のニューギニア人の友人の素朴な疑問、「白人は多くの物を発展させてニューギニア...
博物学

池田信夫さんのブログ

僕はメディアに造詣が深いエコノミストである池田信夫さんのブログのファンです。彼の自由闊達な議論には、感心することが多いです。 久しぶりに見たら、彼の2004年8月からのブログをファイルにしてダウンロードできるようにしてありました。全部はまだ...
読書

広告の誕生

最近はほぼ2日に1冊ペースで本を読んでます。 今回読んだのは北田暁大の「広告の誕生」(岩波書店:2000年)です。 北田暁大は、東浩紀と共にポストモダン系社会学者として名を上げてきた人です。東浩紀は何冊か読んできたのですが、これまで北田につ...