読書

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現代思想としての環境問題

埼玉から、都内某所に引っ越しました。だからちょっと忙しくて、更新が滞ってました。 ここが気に入っているのは、近くに出来たばかりの素晴らしい図書館があることです。というか、それが引っ越し先を決めた理由のひとつなのですが。なんと言っても、この図...
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言葉・狂気・エロス

丸山圭三郎の「言葉・狂気・エロス」(講談社学術文庫) 丸山圭三郎は、「イカ天」と「ペレストロイカ」を題材に、言葉と表層意識の境界を語るところから始めます。この本が書かれた1990年頃は、それが最新のトピックだった訳ですから、文句なく刺激的な...
日常の写真

戦後腹ぺこ時代のシャッター音

やっと図書館で予約していた本を取ってきました。で、やっぱり初めに読んだのが赤瀬川原平なのです。 「戦後腹ぺこ時代のシャッター音」(岩波書店)は、終戦直後に岩波が刊行していた「岩波写真文庫」を、赤瀬川が当時の自身の体験と共に振り返ったものです...
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浮かぶ飛行島

前の週末に図書館に行きそびれたので、今週前半は読むべき本がありませんでした。 でもこういうときには、無料のオンライン文庫、「青空文庫」があるのです。今回は海野十三の「浮かぶ飛行島」を半分携帯で、半分PCで読みました。 「浮かぶ飛行島」は、1...
山の写真

北壁の死闘

久しぶりに冒険小説でも読もうと思って、図書館で冒険やスパイ小説をランキングした本を見てみたのですが、その本が推す上位ランキングの、ほとんどは読んでました。「鷲は舞い降りた」「深夜プラス1」「暗殺者」・・・。 ところがベスト10の中で1冊だけ...
読書

スティグリッツ早稲田大学講義録

「IMFのいいところはいつも同じことを言ってくることです。『利上げしろ』と。悪いところは彼らの経済分析が本当にひどいものだったということです。」・・・スティグリッツ早稲田大学講義録(光文社新書) グローバリゼーション再考と副題が付けられたこ...