Googleの検索窓がフランスの伝説的女性テニス選手、スザンヌ・ランランの生誕117周年を記念したものとなっていました。ランランはその空を飛ぶような軽快なフットワークで一斉を風靡した名選手です。
実は僕が先月に行った埼玉県立近代美術館の「ジャック=アンリ・ラルティーグ」の写真展でも、ラルティーグが撮ったランランの写真が展示されていました。まさに空中で静止したかのようなランランの写真は、彼女を撮った最も有名な一枚だと思います。恐らくGoogleの検索窓の画像は、このラルティーグの写真を元にしたものでしょう。
残念ながら埼玉の会場は撮影禁止だったので、ラルティーグの写真は載せることができませんが、かわりにそれに近いWEBの写真を載せておきます。
ランランが活躍した時代から100年ほど経ち、今ローランギャロスでは全仏オープンが行われています。そしてそこで人気を博しているのは、華麗なフットワークと時に空中でボールを捉える錦織圭選手です。もし、彼が全仏に優勝するようなことがあれば、フランスのメディアはその賛辞の中で、空を飛ぶランランと錦織のエアケイについて言及するかもしれません。
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