カメラ展示会CP+見学記

日常の写真

横浜パシフィコで開催中のCP+、カメラと写真の日本最大の展示会に行ってきました。

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平日の初日だったので、時間の早い内は結構ゆっくり見ることができました。

一番の目的は、現在主力で使っているミラーレスのNikon1シリーズの新機種がここで発表されるという噂があったからです。Nikon1シリーズにはV2という電子ファインダーのあるやや高級なモデルがあり、これは僕の理想(軽い、小さい、マクロの焦点が正確に早く合う、画素数は少なくて良い)に近いのですが、実際には使っているのは、J1とJ2というファインダーのない普及型モデルです。今回電子ファインダー付きで後継機のV3が出るならそれが見たいし、あまり機能向上なくて現在のV2が一気に値下がりするならV2を買うのもあり、という思惑でした。

で、結果はV3の影も形もありませんでした・・・。

残念だけど、他にも色々見どころはあります。各ブースではレクチャーが開かれており、Nikonブースでは、桜を撮るおすすめポイントや撮り方指南のレクチャーがありました。日本中のこれから人気が出そうなスポットを紹介してたのですが、北アルプスをバックに桜が取れるポイントとして、大町山岳博物館付近が紹介されてました。写真の背景は爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳です。僕の興味からいってもここは良さそう。

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Nikonブースでは自分ではなかなか手の出ない超望遠系のカメラの体験をしました。

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D4に1,000mm級のレンズの組み合わせでしたが、このようなセットで連写するのは、なんか速射砲を撃っているようでそれだけで快感ですね。

調子に乗って、高級なカメラとポートレート専用レンズでモデルを撮る体験にも挑戦。

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こちらはD800とf1.4/85mmレンズの組み合わせです。こんな高級な機材を使えば、誰でもプロみたいな写真が一応は撮れます。もちろん、仕上げは大きく異なるのでしょうが。

Canonブースではコンパクトカメラの新機種の展示があったけど、興味が無いのでパス。あと、4Kのビデオのデモなんかをやってました。

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全体的にCanonやNikonの2大メーカーには目玉商品がなく、一方、SIGMAのブースで新しいセンサーを使ったdp2というカメラに長蛇の列が出来てました。富士フィルムのブースでは、アナログ的操作系の高級機X-T1が人気でした。富士はアマチュアの嗜好がよく分かっているな、という印象ですね。たぶん、CanonとNikonは後追いでこのスタイルを追っかけるのでしょう。

この展示会ではカメラだけでなく、カメラ機材や写真そのものの展示も行われています。カメラ博物館のブースでは東京オリンピックにちなんだ展示が行われていました。手前は体操のチャスラフスカの写真です。

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みなとみらい駅とパシフィコをむすぶ通路の横では、日本写真家協会による「プロフェッショナルの世界」という写真展も行われていました。

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仕事でIT関係の展示会はよく行ったものですが、今回カメラ関係は初めてでした。感想としては体験型の展示が多く、最新の機材に触れることが楽しかったです。

IT関係の展示会は年々退潮傾向にあり、カメラもスマホとの競合で危機をささやかれています。僕が受けた感じとしてはアマチュアのメカへの嗜好はまだまだ強いものがあるので、ちゃんとした戦略を立てればカメラ業界はまだまだ大丈夫だと思いました。

 

コメント

  1. mmr-kn より:

    こんにちは、CP+、私はまだ行ったことがありません。
    D800とf1.4/85mm、レンズは最新の物。
    照明が良いから綺麗に写りますね! 欲しいな~
    出来ればセクシー系のお姉さんが良かったのですが
    社風が許さないのかな~?(笑)

  2. artjapan より:

    CP+お勧めですよ。会場にはセクシー系のモデルさんを起用している会社もいくつかありました。さすがにNikonには無理でしょうけど。

    木曜日の午前がマスコミ公開で、昼からが一般への公開だったので、午後に行ったのですが、なんと午前にCanonブースに能年玲奈がサプライズで出演したらしいです。僕のような一般の人を大事にしないのは何事だ(笑)

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