5日は久しぶりに秩父方面を歩いてみたくなり、秩父御岳山に一人で登って来ました。
池袋から西武池袋線の特急に乗ります。
西武秩父から秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口から歩きます。途中の道にはお遍路さんのための道標が整備されており、土地柄を感じます。
昔の贄川宿のあたりに登山口があります。
良く歩かれている道だけど、石砂混じりでずるずる滑って歩きにくい。
残念ながら低山なのでカタクリの時期は過ぎていましたが、スミレとマムシグサはたくさん咲いてました。
標高の割には結構きつい登りが続きます。足が疲れた頃に到達した頂上には普寛神社の小さな祠がありました。
頂上には360度の方位盤が設置されており、西には両神山、南には雲取山を見ることができました。
山頂付近で昼食を取っていると、ほら貝を吹く音が聞こえたと思ったら、白装束の一団が現れました。最初はお遍路かなと思ったのですが、お遍路なら輪袈裟を着用するし、第一お寺を巡ります。当然ながら普寛神社は札所に入っていません。どうやら普寛上人ゆかりの御岳講(講とは同一の宗教を信ずる人たちの結社のこと)の修行者だったらしい。
下りは温泉に浸かるため落合の方に下りましたが、山道が崩落していたので、途中から長い林道歩きを強いられました。でもたどりついた大滝温泉はぬるぬるの泉質が素晴らしく、さっぱり汗を流すことができました。
今回、改めて実感したのは、秩父では山岳信仰がまだ生き続けていることです。山に関する物語は、思いのほか奥深いようです。
コメント
artjapan さん、こちらはお久の伺いです(^^)/
秩父って良いですね~♪
入れ違いにちょっと行ってた私も、山岳信仰と札所めぐりでの、趣き一杯の風情が素敵に残る面白い地域だな~と、とても興味を持ちましたよ!
また、機会を作って、いろいろ見て廻りたいところなので、次回は是非、皆でお遍路登山しましょうヽ(^o^)丿
sanaさん
お遍路登山ですか、面白そうですね。ぜひぜひよろしく。
artjapan