恵比寿文化祭

日常の写真

3連休は写真展を中心にのんびり過ごした。

日曜日は新宿で山の専門店に寄った後、ニコンのショールームに行き、今月新発売の小型一眼Nikon1に触ってみた。質感は悪くないが、小型の割りに重い。町でスナップに使う分には問題ないのだが、山ではちょっと使いにくいタイプのカメラだ。ついでにショールームに併設されているニコンサロンで、ハイアマチュアによる2つの写真展を見た。

月曜は恵比寿の写真美術館で、「畠山直哉展 ナチュラル・ストーリーズ」とこの美術館の収蔵作品による「こどもの情景 原風景を求めて」を見た。

畠山直哉展は鉱山や採掘場なんかの風景に、自然への畏怖を感じるというようなテーマだが、僕にはあまりぴんとこなかった。こどもの情景展は様々なテーマで撮られたこどもの写真が楽しい。以前ここで展覧会のあったオノデラユキの古着をオブジェ化した写真もあった。子供はいつも最高の被写体だが、終戦直後の日本の子供たちが一心不乱に遊ぶ姿が、ある種崇高な輝きを放っているのが印象に残った。ここではもうひとつ、地下で日本写真作家協会のJPA展が行われていた。大きな公募写真展には、活字メディアが書き漏らした日本の現在が垣間見える。無料だったけどこれが一番楽しかったかな。

美術館を出て恵比寿ガーデンプレースの中庭から帰ろうとしたら、丁度コンサートをやっていた。恵比寿文化祭なる催しで、恵比寿にゆかりのプロとアマが出演していた。

大コーラスグループあり、アカペラグループあり、ソプラノ歌手ありと楽しいプログラム構成で、結局4組の演奏を聴いてしまった。

ぶらぶら町を歩くと、色々楽しいことがある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました