顎十郎捕物帳

節電対策で短縮していた図書館の開館時間が元通りになり、閉館が午後6時から8時に戻った。おかげで元のように、会社帰りに図書館に寄ることが可能となった。図書館に寄れなかった時も週末には図書館に行けるのだが、やはり青空文庫のスマートフォン読書が進んだ。いくつかの作家を読んでみたが、やっぱり久生十蘭が面白いし、読みやすい。

十蘭は様々なジャンルの小説を書いた人で、どの作品も水準以上で外れがないと言われるが、確かにその通りだ。青空文庫には65の作品が並んでいるが、顎十郎捕物帖全24作品をはじめとして、既に40作品以上は読んだ。十蘭の捕物帳はぜひ映像作品で見たい気がする。原作では主人公の顎十郎が謎を解いた後にすぐ物語が終わってしまうので、そのままではTV作品としては淡白すぎるだろう。でもそこは脚本家が仕事をすれば良いだけのことだ。しかし、主人公の特徴である長大な顎をもつ魅力的な役者は、ちょっといないかもしれない。キャラコさんという天衣無縫の女の子が主人公のシリーズ全5作品も中々面白かったが、こちらの方がTV向きかも知れない。

今後の読書はまた図書館の本中心に戻るが、近いうちに久生十蘭は65作品を読破することになるだろう。

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