Pogoplugその後

技術

2月2日の発表会でモニターになったPogoplugについての雑感。写真は自宅にHDDと共に設置したところ。これで僕の場合は2T(テラ)の容量が、外部からアクセス可能となる。

【セットアップ】

セットアップは売り文句通り、1分で終わった。PogoplugにHDDをつないで、Pogoplugホームページにアクセスして、アカウント情報としてメールアドレスとパスワードを入れるだけで完了である。クラウドエンジン社のサーバーは、サインアップのアクセスの情報から自動的にPogoplugをサーチして、アカウント情報とPogoplugの個体情報を紐付けているようだ。技術的に難しくはないと思うので、これまで誰も似たようなことをやらなかったのが不思議だ。

【家庭内での利用】

Pogoplugへの家庭内PCからのアクセスは、PogoplugがPCのひとつのドライブとしてマウントされる。Windowsで言えばDドライブが追加されたようなもので、非常に使い勝手が良い。他の人とファイルやフォルダを共有する操作も非常に良く考えられており、例えば他の人に写真を大量に送ってもらうことなどが簡単にできる。

【外出先からの利用】

会社のPCからはPogplugサイトにアクセスすれば、すぐにPogoplugに接続されたドライブにアクセスできる。画像、音楽ファイル、動画ファイル(ストリーミング)の視聴の反応は早く、快適である。Android端末用のクライアントはマーケットに無料で出ているので、これをダウンロードして使ってみたが、これもストレスなくアクセスできる。ただ、動画については時々「このファイルには対応していません」と出る。まだ動作は不安定なところがある。

【課題】

発表会でHDDのスリープモードに対応しているとの説明があったが、僕のHDD(Bufalloの売れ筋のCBU2シリーズ)はスリープしない。ここは個人的に重要なところなので、残念である。また動画ファイルを入れるとストリーミング用のファイルをPogoplugが自動で作るのだが、その動作中に止まってしまうことが何度かあった。さらに上述したようにモバイル機器からのストリーミング視聴には、まだ制限が多いようである。

【全体として】

操作や導入のしやすさは圧倒的で、通常のNASの比ではない。まだ動作に安定性を欠く部分やストリーミングの制限があるが、SOHOや大量のファイルを送受するようなユーザ、例えば写真愛好家などには、ほとんど完璧なソリューションだと思う。

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