2010-08-23

読書

「普通がいい」という病

関谷閑示の『「普通がいい」という病』 講談社現代新書 理性と心の関係がこの本の主題である。精神科医の著者は理性が過剰に心を支配した結果として現れる様々な病理を説明する。現代の社会は理性の優位が前提となっているのだが、著者が過去の様々なテキス...