ワールドカップに思うこと

ワールドカップのオランダ戦は残念だった。選手はよくやったと思う。

日本の本番までのテストマッチでは前線からプレッシャーをかけ続けるという、最後に力尽きて自滅するだけの未熟な戦い方だった。それが、本番ではちゃんと中盤からのプレスに自制し、相手の良いところを消すことも出来ていた。日本のチームが現実というものに適応できたことがうれしい。オランダもいきなり大人になった日本に戸惑ったかもしれない。

そう、現実に勇気を持って向き合うことができれば、日本だってちゃんと世界で戦えるのである。

ある種の幻想に生きていたピエロのような鳩山前首相に比べれば、管首相は少しは期待が持てるだろう。社会主義的な思想背景を持つとはいえ、経済の立て直しへの決意を表しているからだ。つまり現実に向きあおうとしている。

市場に対する否定的な発言を見る限り彼自身は全く経済がわかっていないが、少なくともばらまきが国家を潰すことになるということだけは理解したようだ。ただばらまき以外の思考回路を持っていない勢力が民主党にはまだまだ多いし、福祉と成長を同時に実現させるという第3の道を実現する具体的な手立てはなにも見えない。

日本という国は経済において、日本代表のように再び世界で戦うことができるか。それは首相の決意というよりは、ばらまきの誘惑に打ち勝って現実を見つめることができるかと言う、日本人の矜持の問題である。

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