2010-04

アート

山水思想

松岡正剛の「山水思想」 ちくま学芸文庫 「負」の想像力と副題されたこの本。いやあ読み応えありました。 松岡正剛は、画家をしていた叔父の友人だった横山操の最後の言葉「雪舟から等伯をたどりたい」から、日本画の思想を考察していく。例によって博覧強...
山の写真

高尾山

昨日は高尾山に行ってきた。ミシュランに載ったばかりに、大混雑となっているあの高尾山である。 もちろん山の会で行くのだからケーブルカーは使わない。高尾駅から通称裏高尾、旧甲州街道沿いをぶらぶら西に歩く。梅林などもあるが、驚くほど自然が残ってい...
アート

お江戸の絵画は大賑わい

日曜に板橋区立美術館で開催されていた「お江戸の絵画は大賑わい」展に行ってきた。 館の収蔵品である江戸時代の屏風や掛け軸の出品であり、狩野派、琳派、雪村、河鍋暁斎とごちゃまぜだが、気楽に楽しめる展示だった。無料なのがうれしい。 これは河鍋暁斎...
読書

ヤバい経済学

スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナーの「ヤバい経済学」 東洋経済新報社 今回の「ヤバい経済学」は天才的な経済学者スティーヴン・D・レヴィット(通称SDL)とジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー(通称SJD)の共著だ...
山の写真

甲州高尾山

土曜日は中央線の勝沼ぶどう郷駅近くの甲州高尾山に山の会で行ってきた。山歩きそのものは2時間程度で山道に花はなく、かろうじてカタクリのつぼみが出迎えてくれた。 実はそこへの行き帰りが大変だったのである。車3台で行ってきたのだけど、登山口への道...
読書

ユング心理学と仏教

良い本というものは必ず、知識が広がる方向のリンクをもたらしてくれる。その本が別の主題への興味をかきたてることもあるし、直接に他の本を参照していることもある。例えば「魔女ランダ考」があまりに面白かったので、そこで参照していたユング派の心理学者...