2010-02

アート

未完の横尾忠則

「未完の横尾忠則」 美術出版社 図書館で横尾忠則に関する新刊を見つけて、忘れ物を見つけたような気がして借りてしまった。一昨年だったか世田谷美術館で「冒険王・横尾忠則」という展覧会に行こうと思っていて、結局行きそびれてしまった後悔が心に残って...
読書

思考の整理術

前野隆司の「思考の整理術」 ずっと前に外山滋比古の「思考の整理学」を読んだ。忘却することと思考を整理、整頓することの大事さを言っていたと思う。本の内容をきちんと思い出せないのは、整理、整頓が足らなかったためだろうか。 今回読んだ前野隆司の「...
読書

モノ学の冒険

鎌田東二編集の「モノ学の冒険」 創元社 鎌田東二は自らを神道ソングライターと呼び、宗教学、神話研究においてアバンギャルドな活動を続けている人だ。僕はどうやら同じところに深く耽溺するタイプの学者より、鎌田東二や梅原猛のように常に何かを追い求め...
アート

谷内六郎幻想記

雑誌の「illustration」誌を、毎月図書館で借りて読んでいる。いつも読めるのは月遅れなのだが、先日読んだ号に、横尾忠則が編集した谷内六郎の画集「谷内六郎幻想記」のことが出ていた。谷内六郎は御存知の通り、かつて週刊新潮の表紙をノスタル...
読書

百年前の私たち

石原千秋の「百年前の私たち」 - 雑書から見る男と女 (講談社現代新書) 石原千秋という人は漱石の研究者らしい。この本は漱石が生きた100年前の日本の雑書を掘り起こすことにより、当時の日本の意識空間を浮かび上がらせようとする試みだ。 石原は...
山の写真

高見石再び

先週は木金は福岡の実家に一泊で帰省した後、土日に山の会の恒例となった八ヶ岳の雪山山行に参加するという、かなりハードなスケジュールだった。 去年は記録的な暖かさだったが、今年はそういう訳にはいかないだろうと機材を調達した。アイゼンは軽アイゼン...