明神岳山行

14日から1日遅らせて、満を持しての箱根山行だ!

小田原で小田急から箱根伊豆鉄道に乗り換え、終着駅大雄山駅へ。タクシーで大雄山最乗寺に乗り込む。そこは紅葉目当てのカメラマンが列をなしており、紅葉写真に没頭したい気持ちを抑えて、明神岳に出発。標高差約900mの登りだが、展望が良いので疲れない。頂上では目の前にそびえる富士山、背後には丹沢山系の山々、海の方向には平塚から江ノ島への海岸線が美しい。最高の天気だ。

ところが、「行きはよいよい帰りはこわい」

「とおりゃんせ」は民俗学的には、子供の無事な成長を願う儀式を謡ったわらべ歌とされているが、むしろ山の警句として記憶されるべきものかもしれない。というのも山の事故の7割以上は「帰り」つまり下りで起きているからである。

今回のルートは鎖場やはしごなどの危険な箇所がない万人向けのコースなのだけど、同行した山の会の一人の方が下りで足を滑らせて転倒、肩を脱臼してしまったのだ。

屈強な方なのでタオル等で肩を吊った状態で、ザックを背負ったたま自力で下山されたが、どんなやさしいルートにもリスクは潜んでいるものだと改めて痛感した次第である。

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コメント

  1. Mr.X より:

    富士山いいですね。
    3年前に家族で最後の温泉旅行に行ったきりで、
    もう一度温泉旅行でなく、撮影旅行としてデジイチでしっかり富士山を撮りたいと思っています。

  2. artjapan より:

    富士山はいつ見てもどこから見ても良いですね。遠くからでも見えるので山頂で最初に探すのが富士山です。僕は両親を箱根に連れて行かないといけないと思ってます。

    そういえばライカですが、赤瀬川原平のカメラ論も面白いですよ。彼の影響力は強力なので、ライカには近づかないようにしてるのです。

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