斎藤環の勝間和代論

昨日民主党の事業仕分けについて僕なりの批判を書いたつもりなのだが、今日池田信夫のブログを見たら、彼らしく事業仕分けに徹底的な批判を加えていた。彼の批判に比べれば僕の書いたことなど、ほめ言葉に過ぎないだろう。

それはそれとして、Webで出色のコラムを見つけた。Voice+に掲載されている斎藤環による勝間和代論である。勝間和代という人はメディアに頻出する有名人だという程度の認識はあるが、正直僕は全く興味がなかった。でも、斎藤環のコラムの切り口があまりに鋭くて感心してしまったのだ。勝間和代にではない、斉藤環のみごとな論理、その慧眼についてである。更に驚いたことに池田信夫がブログで正にそのコラムを引用していた。さすがの池田信夫も、斉藤環の論理の冴えに驚いたのだと思う。

斎藤環は精神科医とのことだが、一度彼の本を読んで見たいと思う。いや、まったく見事なコラムである。

コメント

  1. SK より:

    ご無沙汰しています。
     本日は、小野竹喬展に行ってきました。これまで名前を知っているだ
    けでしたが、なかなか良かったです。画風は途中で南画風から日本画風
    へ変遷していますが、どちらもソコソコでした。いずれにしろ90歳近く
    まで現役だったことで地位を高めた方です。
     ところで、この二日、ヘビーなテーマを書かれていますね。事業仕分
    け、勉強不足でわかっていませんが、単なるパフォーマンスと考えれば
    すっきりするのでしょうか。一方、勝間氏に関しては、結構初期から興
    味を持っていましたが、勝間教の教祖として頑張らざるを得ないのかな
    と思っています。ただ、彼女自身も言っているように、著書もあるべき
    姿を説明したうえで、あたかも実現できそうな具体的な方法を紹介する
    ことで、読者の共感を得ることに関しては、極めて優秀な人だと思って
    います。でも、結局は大前研一の女性版かなと覆います。

  2. artjapan より:

    おひさしぶりです。
     竹喬の作品は見てることが楽しいですよね。これは当たり前みたいで、当たり前じゃないと思います。
     勝間和代については、斉藤環の分析が見事だったので、取り上げただけです。世の中にはこんな人がいても良いと思いますが、日銀がお札をすれば世の中が良くなるみたいな考えを吹聴するのはやめた方が良いと思います。大前研一も同じ経営学サイドで「なせばなる」系の人ですが、経済の分析は結構まともだと思います。
     展示会とかで東京にこられることはないですか?その際はぜひ声を掛けてください。

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