おとぎの城

日常の写真

おとぎの城

この絵の作者は誰でしょう?安野光雅?ちょっと画風が違う。パウル・クレー?似てるけど・・・

実はこれはニコン顕微鏡写真コンテスト受賞作のひとつ。

顕微鏡写真に浮かび上がる自然の精巧な美しさは、いつも僕を畏怖の念に陥れる。でもこの写真には精緻というより、ファンタジーとかポエジーという言葉がぴったりする。人間が作り出した物語さえ、あらかじめ自然が持ってた豊かさの一部であったのだろうか?

残念ながらこの作品は、コンテストの優勝作ではない。僕が審査員なら間違いなく先ほどの写真を選んだだろうが。

p.s.

優勝作ではない、と書いたけど、サイトを良く見てみるとこれらは全て歴代の優勝作だったので訂正します。ちなみに先の作品は、1996年の優勝作で、「メタノールとジメチルベンゼンスルホン酸で溶解させたドキソルビン」だそうである。

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