板橋区立美術館

読書

板橋区立美術館で開催中の「日本のシュルレアリスム展」に行ってきました。僕は都営三田線沿線に住んでいるのですが、その終点の西高島平駅で降りて高速沿いを15分ほど歩くと、区立美術館に着きます。2階建てのこじんまりとした建物です。

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この展覧会は主に1930年台から1940年代に日本でシュルレアリスムの影響で製作された作品を集めたものです。古賀春江はないし、福沢一郎以外はほとんど知らない作家ばかりですが、40点位展示されていて結構見ごたえがありました。

ダリ風の作品あり、マグリット風の作品あり、と見よう見まねでスタートしたであろう日本のシュルレアリスム黎明期の作家達の模索が伝わってきました。シュルレアリスムに大きく関わった詩人の瀧口修造の手稿なんかも展示してあり、無料の展覧会だけどとても面白かったな、という印象です。

帰りは高速沿いの道を避けて、新高島平駅に歩きました。途中、諏訪神社があったので、もちろんお参りしてきました。諏訪神社は長野の諏訪大社から建御名方神を勧請した神社で日本各地に点在します。
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