2009-04

アート

メトロポリス

今日は自転車で図書館に行きました。手塚治虫コーナーで初期の代表作「メトロポリス」が眼にとまったので、その場で読んでしまいました。僕が読んだのは、後年の手塚が手を入れたものですが、最近の報道で確か、完全な原典版が復刻されるとのこと。 だいたい...
歴史

読み替えられた日本神話

今日は「倉岳山」に登るはずだったのに、雨で中止となり、読書の日となりました。 「読み替えられた日本神話」 斎藤英喜 (講談社現代新書) この本は日本神話が、今に残る日本書紀と古事記の形でずっと読み継がれてきたわけでは決してなく、歴史の中で様...
読書

贈与論

マルセル・モースの「贈与論」(ちくま学芸文庫) 「交換」「神話」「フィールド・ワーク」「ポトラッチ」・・・レヴィ=ストロースを初め、現代の思想家に計り知れない影響を与えた不朽の名作。やはり一度は読んでおきたかったというのが、正直なところです...
読書

「かわいい」論

四方田犬彦の「かわいい」論(ちくま新書) かなり前に読んだこの人の「漫画原論」がとても面白かったので、借りてみました。僕は大塚英志のオタクに関する言説も好きなのですが、四方田犬彦は「かわいい」を大塚のような少女へのフェッティッシュな指向、あ...
山の写真

御前山・・・未踏

土曜日に山のクラブで奥多摩の御前山に登りました、と書くはずだったのですが、体調不良により、途中下山となってしまいました。 やっぱり引越しや職場の異動とかで疲労が蓄積していたんだな、と思います。体調で脱落するなんてことは始めての体験だったので...
読書

眼の隠喩

都市を語る方法の歴史から、身体一般についてそれぞれの時代がなにをイメージしていたか、身体の歴史を浮かび上がらせることも出来るかもしれない。都市を身体によって読むなら、私達は身体に「目の隠喩」を見出しているし、逆の場合には都市そのものを隠喩的...