2008-10-04

読書

帯をとくフクスケ

荒俣宏の「帯をとくフクスケ 複製・偽物図像解読術」(中央公論社) 1990年 何だかあやしい題名ですが、荒俣がこの本で問題としていることは、美術界の「価値」至上主義、つまり美術が「価値」「真偽」「希少性」で判定されていることです。要するに美...