2008-09

読書

もう牛を食べても安心か

福岡伸一の「もう牛を食べても安心か」(文春新書) 狂牛病には関心があるので、この問題を扱った本を図書館で探してみましたが、福岡伸一の本があったので、借りました。2004年とちょっと古いのですが、メディアによって公表された事実、行政が流す情報...
日常の写真

プレステージ

本を読むのも好きですが、映画も結構好きです。最近では、映画館でビートルズ世代必見のミュージカル「アクロス・ザ・ユニバース」を見ました。僕は正確にはポスト・ビートルズ世代ということになりますが、それでもビートルズの曲と共に、ベトナム戦争、反戦...
アート

浮世絵に見る江戸の子どもたち

「浮世絵に見る江戸の子どもたち」(くもん子供研究所) この本は子供を描いた浮世絵を集めたものです。僕はよく知らなかったのですが、春信、北斎、歌麿、広重、北尾重政等、当代きっての浮世絵師たちが、こぞって子供の遊戯絵を手がけていたのです。この本...
読書

民族学者の発想

梅棹忠夫の「民族学者の発想」(平凡社) この本は民族学者である梅棹忠夫が、自身が当時(1990年代前半)館長を務めていた国立民族学博物館の教官たちと対談し、民族学の諸課題について様々な切り口で議論したものを本にしたものです。国立民族学博物館...
アート

芸術原論

赤瀬川原平の「芸術原論」(岩波現代文庫) またまた赤瀬川原平を読んでしまいました。この本は、1960年代の赤瀬川の過激なアート活動から1980年代の、トマソン、路上観察に至る思考の歩みが書かれて、今見ても新鮮ですし、何より知的好奇心を刺激し...
アート

泉屋博古館

なんか時系列が逆になりましたが、先週の金曜日のお昼に泉屋博古館に行ってきました。 少し前に読んだ「白川静、梅原猛の「呪の思想」」に掲載されていた中国の古銅器の多くが、泉屋博古館の収蔵品だったからです。会社のそばにあるのは泉屋博古館の分館で、...