映画の最初の記憶

今週は風邪をこじらせて会社をまた2日休みました。今読んでいるのは猪瀬直樹の「ミカドの肖像」です。

このあまりに有名な著作は、その評判に劣らず十分読み応えがあります。風邪の影響もあって、今週で読み終えませんでした。読み終えたらまたブログに書きたいと思います。

ところで、僕は日本の美術の外、映画やミュージカルも普通に好きなのですが、今まで一番印象に残っている映画は、子供のときにTVで見たあるアラビアンナイトの映画です。多分、映画としての最初の記憶です。

ある映画としか書けないのは、子供のときに見た以降一度も見たことがないし、記憶もほとんど断片なので未だに、題名も何も分らないからです。で、なにが印象に残っているかというと、映画の中で主人公が魔物(たぶんランプの精だと思う)の手に乗って空を飛ぶのですが、魔物が眼下の山脈を指して「ご主人様、あれがヒマラヤ、世界の屋根です」と言う場面があり、なぜ窓も柱もないのに屋根と呼ぶのだろう、ととても不思議だったのです。まだ比喩というものが理解できない、ほんとに子供だったのですね。

それ以来アラビアンナイト系の映画がTVで放映されると必ずチェックしてるのですが、まだその映画に再見できずにいます。

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