2007-11

アート

岸田劉生の軌跡

少し前の土曜日、展覧会「岸田劉生の軌跡」をやっている、うらわ美術館に行ってきました。岸田劉生には特に強い興味があったわけではないのですが、またぶらりと浦和の町を歩いたついでの事です。 岸田劉生については麗子像以外にろくに作品を知らなかったの...
読書

心脳マーケティング

珍しいことにマーケティングの本を読みました。きっかけはいつものように偶然です。 先日REDSの赤いのぼりがたなびく浦和の町をぶらついていたら無料講演会をやっており、「深層心理とマーケティング」という面白そうなタイトルだったので、これはめっけ...
アート

イタリア古寺巡礼

高階秀爾の本で紹介されていて面白そうだったので、「イタリア古寺巡礼」を読みました。この本は哲学者の和辻哲郎が1927年にイタリア旅行したときの家族に宛てた書簡やスケッチなどを1950年に再編集したものです。 高階秀爾によれば、和辻哲郎が「風...
日常の写真

西洋の目、日本の目

「なつかしの一九八〇年代」という副題のついた村上春樹の「The Scrap」(文藝春秋)を読みました。 これは村上春樹が1980年代に「スポーツ・グラフィック・ナンバー」誌に書いていたコラムを集めたものです。装丁はもちろん和田誠です。 村上...
探検

かぐやからの映像

ついにかぐやからのハイビジョン映像が送られてきましたね。 月の約100km上空からの映像ということで、「海」やクレーターの様子が期待通りくっきりと写っており、自分が月の上空を飛行しているようです。 中国も月探査衛星を打ち上げたこともあり、月...
読書

頭上観察

先週は江戸の文化について書かれた本を2冊読みました。石川英輔の「大江戸えころじー事情」と、鈴木理生の「大江戸の正体」です。 「大江戸えころじー事情」は江戸が太陽エネルギーの枠内だけで、つまり化石燃料をまったく用いずに、高度な文明に達していた...