2007-09

アート

路上観察学入門

2006年に行かなくて後悔した展覧会が、現代美術館で開かれた大竹伸朗の全景展だったのですが、2007年オペラシティの「藤森建築と路上観察展」も行くべき展覧会でした。結局見逃してしまったけれど。 その原点である赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊の「...
技術

「安倍首相」の間違い

『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』で「安部首相」と書いたら、ある読者の方からメールで「安倍首相」の間違いだと指摘して頂きました。 一見、安倍元首相の退陣がらみの政治批判のようなタイトルですが、政治はこのブログのスコープ外です。僕の間違...
アート

20世紀絵画

「モダニズム美術史を問い直す」と副題された、宮下誠の「20世紀絵画」(光文社新書)を読みました。 西洋美術の一般の解説書としては、似たような書名だけど高階秀爾の「20世紀美術」がちくま学芸文庫から出ており、これは通史としてすぐれた本だと思う...
歴史

「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか

『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』、この奇妙な題名の本は以前このブログで紹介した「おたくの精神史」の大塚英志と大澤信亮の共著です。  大塚は「まんが原作者」として、大澤は「評論家」としてクレジットされているのですが、僕が興味があるのは...
技術

幾何学構造

今週は満足に読書をする時間がありませんでした。これを機会にちょっとこれまでの記事を読み返してみたのですが、本題の過去の日本に関する記事に混じって(まったく素人なのに)生命学についての記事がいくつかあることに自分ながら不思議な気がしました。 ...
読書

南海の太陽児

物語は三浦半島の突端、観音崎の小高い丘の上の白亜の建物に住む主人公の青年の元に、奇怪な旅人が嵐と共に現れるところから始まります。刺客に襲われた旅人が息絶えようとする間際に明かされた、主人公の驚くべき出生の秘密とは・・・。 少年少女小説体系第...